「.天龍八部」シリーズ(その1)

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(各約30ページ/変型B5サイズ/オールカラー)

 天龍八部 (2)   金庸/原作 黄玉郎/作  
 大理国・段家の王子様、段誉は、妻の顔のベールを無理やりはごうとした南海鰐神に、「俺の弟子になれ!」と強要される。拒むと鰐神は妻・木[女宛]清をさらって逃げてしまった。
[女宛]清の連れてこられた場所。それは嬰児殺しの鬼女・葉二児をはじめとする「四大悪人」の集う恐ろしい地だった。大理国の護衛軍団が助けにやって来た!大活躍の護衛4人組。ところが…
別冊「外傳」つき
オールカラー B5サイズ 34p
1997年
J1457 ¥400

天龍八部 (3)
 無量洞の幽閉生活からやっとの思いで逃
げ出し、愛する[女宛]清と再会を果たした段
誉。とはいえ彼は黙って家を飛び出した
身。今さら自宅=大理国王宮に戻れない。
夜、村人から馬を拝借し、段誉と木[女宛]
清は逃避行の旅に出る。
ところがそこへ襲いかかる「四大悪人」の
雲中鶴!あやうし段誉、[女宛]清は貞操の
危機!そこへ、ホウキ形秘密武器とともに
風のように現れピンチを救う女が!段誉の
母であった。
四大悪人の魔手から逃れるため、仕方な
く帰った家。巨大宮殿と、父・段清淳大将軍
が待っていた。
別冊「外傳」つき
オールカラーB5サイズ
37p 1997年
J598 ¥400

天龍八部 (4)
 南海鰐神の奇襲をみごと退けた段誉一
家。その日、木[女宛]清をまじえ晩餐を囲
む。ところが席上、段誉の母が自らの師匠
の仇敵・白鳳であることがわかり、[女宛]清
は毒矢で母を襲ってしまう。身代わりになっ
て毒矢に当たったのは段誉だった…
さらに衝撃の事実が。父・段清淳は段誉
をもうけたのち、[女宛]清の母にして師匠・
秦紅棉と情を通じていた。[女宛]清と段誉
は兄妹どうしだったのだ…
「嫌よ!兄妹だなんて。私は段誉の妻と
して愛し合いたいの!」絶望のあまり身を
投げる[女宛]清に…
別冊「外傳」つき
オールカラーB5サイズ
35p 1997年
J1458 ¥400

天龍八部 (5)
 石室に閉じ込められた段誉と[女宛]清。
ふたりは南海鰐神によって強烈な催淫薬を
盛られていた。「ああ、段様、あなたが欲し
くてたまらない…苦しいわ!」身体を熱くほ
てらせ迫る[女宛]清。「やめろ!兄妹で姦
淫など…段家の名を汚すようなことをするな
ら、私はいっそ死ぬ!」悶え苦しむ段誉。
石室の上には四大悪人の頭、悪貫満盈
が座っていた。段誉を助けにきた将軍・段
正淳兄弟を激しく攻撃!悪貫満盈は段正
淳の得意技と同じ、「一陽指」を使った…
「何故だ!」「フフフ…わが本名は段延慶。
我輩とて段家の人間、正当な王位継承者
なのだ!」
別冊「外傳」つき
オールカラーB5サイズ
33p 1997年
J2222 ¥400

天龍八部 (6)
 助けに来た達人たちの内力を一身に受
け、体内にため込んでしまった段誉。「ああ
…体が爆発しそうだ…」体内で暴走する内
力に息も絶え絶え。段正淳兄弟と黄眉老
人、3人の気功でやっと平穏を取り戻したの
だった。
こうして王府は再び和やかな晩餐へ…と
思いきや、父・段正淳の好色ゆえ段誉・[女
宛]清にはさらに「きょうだい」がいることが
わかり、またもひと悶着。
その夜、王府は武林の伝説の血筋・慕
容家再臨のうわさに揺れる。そして段誉は
内力の再びの「暴走」に苦しみ始める。「こ
れは…天龍寺に助けを借りねばならぬな
…」。
別冊「外傳」つき
オールカラーB5サイズ
33p 1997年
J2223 ¥400

天龍八部 (7)
 段誉が叔父とともに訪れた「天龍寺」。そ
こは秘法「六脈神剣」の総本山だった。指
一本で鋭い「剣気」を発する「六脈神剣」。と
ころがその秘伝の巻物を求めて、寺を訪れ
る先客があった。大理国のライバル・吐蕃
国の鳩摩智。彼は指一本触れずに、床に6
本の香を立て、火をつけた!彼の実力は寺
の高僧たちよりはるかに上だった…
寺あげての反撃。たちまち堂内は剣気と
炎飛び交う修羅場に!そんな中ひとり、巻
物を盗み見していた段誉は…
別冊「外傳」つき
オールカラーB5サイズ
35p 1997年
J1459 ¥400

天龍八部 (8)
 最長老・枯栄大師によって「六脈神剣」の
奥義書は燃やされてしまう。「敵の手に落
ちるなら、燃えてなくなったほうがまし」と…
怒った鳩摩智は段誉の叔父・保定帝を拉
致し吐蕃国に連れ去ろうとする。行く手を阻
む段誉と大バトルに。そのとき誰もが驚愕し
た。段誉は盗み見た奥義書によって、「六
脈神剣」を完全マスターしていたのだ!
「こいつは…『生ける奥義書』だ!」鳩摩
智は段誉をさらって逃げてしまった!たどり
着いたのは江南の地…
オールカラーB5サイズ
35p 1997年
J599 ¥380

天龍八部 (9)
 小舟に乗り、鳩摩智の魔手からついに脱
出成功した段誉。助けてくれた美人姉妹・
阿碧と阿朱に連れられ、王大人の島へと上
陸する。ところが島の女主人・王大人は、
男性に対し極めて残忍・冷酷だった。自分
の運命はこの女に握られてしまったのか…
段誉は島のさざんかの花の栽培人として
残ることを許される。屈辱の暮らしを続ける
ある日、彼は王大人の娘にして絶世の美
女・王語[女焉]と出会う。甘いひと時を過ご
すが、それもつかの間。彼のもとに、阿碧・
阿朱処刑の知らせが!
オールカラーB5サイズ
33p 1997年
J1460 ¥380

天龍八部 (10)
 安婆婆を倒し、阿碧・阿朱を救い出した段
誉と王語[女焉]。姉妹は小舟に乗って逃げ
出すことに。王語[女焉]も家を出て、ともに
舟に乗ることになった。燕の国の英雄・慕
容家の血を引く、愛しい従兄・慕容復に会
いにゆくために…
ところが水面のかなたに映る阿碧・阿朱
の実家に、不穏な気配が…4人が家に戻る
と、そこでは2組のヤクザ一家が乱痴気騒
ぎを起こしていた。4人が変装して近づくと
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J1461 ¥380

天龍八部 (11)
 段誉と王語[女焉]の窮地を救い、群衆の
中から飛び出したのは青城派の司馬林。
「あのお嬢さんは慕容派の者か…ここで恩
を売っておかなければ。」打算を働かせ武
器を取ったものの、過山虎・姚伯當の攻撃
に押されがち。王語[女焉]の助言でやっと
戦いを切り抜ける有様だった。
そして降臨する王語[女焉]の兄弟子、包
不同…武功のたしなみがない段誉はすっ
かりのけ者に。ふてくされて早々に島をあと
にするのだった。
「なんだい、どいつもこいつも慕容復ばか
り持ち上げて…」そんな彼が次の街・無錫
で出会ったのは!?
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2224 ¥380

天龍八部 (12)
 段誉は好漢・喬峯と出会う。慕容一派の
とある幇をとりしきる彼は、酒場で出会った
段誉に飲みくらべを申し込む。なみなみと
注がれた大杯にギブアップ寸前となった段
誉は、とある「秘法」を会得し…
「酒の次は武功で勝負!いざ、手合わせ
を!」喬峯の龍の武功「降龍神掌」が襲い
かかる!段誉は「六脈神剣」で受けて立
つ。
それはめくるめく好勝負となった。互いの
実力を認め、兄弟の契りを交わしたふたり。
そこへ…
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J1462 ¥380

天龍八部 (13)
 慕容家と勢力を二分する大武闘組織、丐
幇。ところがリーダー喬峯にはクーデターの
影が差していた。全冠清、呉長老、陳長老
…自派の実力者らの目が冷たく光る。
おりしも派内のナンバー2・馬副幇主が謎
の惨死を遂げていた。「慕容家の仕業に違
いない。すぐに仇討ちを!」ぶしつけにも喬
峯に進言する全冠清。頼りの側近・四大長
老までが彼に逆らう…幇主の威厳は地に
落ちたのか?
と、襲いかかる四大長老に、「非礼、お許
しを!」「降龍掌」だ!燃えさかる龍の気勢
で猛反撃!段誉も慕容派も、その場の誰も
が圧倒される気勢だった…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2225 ¥380

天龍八部 (14)
 部下の謀反をおさめた喬峯の前に、続々
と集まる長老たち。そして美しき未亡人・馬
夫人が現れた、一通の手紙を持って。
それは亡き馬夫人の夫による遺書であっ
た。「私が安らかに天寿を全うしたのなら、
この手紙は焼いてくれ。しかしそうでなかっ
たら、この手紙は幇の長老たちに渡してく
れ…」
手紙の封印が今解かれる。それには、
30年前の契丹襲来という忌まわしい出来
事がかかわっているようだ…
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J1463 ¥380

天龍八部 (15)
 高僧・智光大師によって今明かされる、喬
峯出生の秘密!
…妻子を殺された恨みを晴らすため、中
原(漢民族の地)で狼藉の限りを尽くした契
丹大漢。まだ俗世にいた智光大師も彼との
戦いに加わったが、すさまじい腕力・キック
力は到底かなうものではなかった。すべて
の敵を叩きのめしたのち、激しく泣き叫びな
がら妻子の骸を抱き、深い谷に身を投げた
契丹大漢…
ところが谷底で智光ら中原の男らが見つ
けた赤ん坊。大漢の子は、気を閉じられて
いただけで死んではいなかった!
中原の農家で成長した赤子は、やがて
武功の名手として、丐幇の頭にまで登りつ
めた…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2226 ¥380

天龍八部 (16)
 丐幇の有力者・馬大元殺害の嫌疑を、未
亡人によってかけられた喬峯。しかも遺書
を盗みに忍び込んだ、とまで…
  喬峯は丐幇当主の象徴「打狗棒」を手に
告げる。「私は当主の座を退く。どうかこの
打狗棒を、誰か英雄よ、引き継いでほし
い。」驚く部下たち。「さらばだ。私が契丹人
だろうと漢人だろうとかまわぬが、私は二
度と漢人を傷つけない!」地中深く刺さった
打狗棒をあとに、風と消える喬峯。
  と、そこに不気味な笑い声が響く。「四大
悪人」、ふたたび現る!
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2651 ¥380

天龍八部 (17)
 毒薬使いに長けた西夏の武闘組織「一品
堂」。壷が開いたとたん強烈な毒気をふり
まく「悲酥清風」で、丐幇を一網打尽!ただ
ひとり段誉だけが無傷で残った…「その小
僧をひっ捕えよ!」西夏の武士が襲いかか
る。
  段誉は王語[女焉]を抱き、得意の軽業
「凌波微歩」で逃れると、馬を駆って一目
散。毒にあたった王語[女焉]を一刻も早く助
けなければ!やがてふたりはとある民家に
避難。
  しかし追っ手はここにも…「段様!『六脈
神剣』は、剣気は出せないの?」自信のな
いまま出した六脈神剣は、なんとその場の
武士を皆殺しに…そして、段誉の前に現れ
た武士の頭は?
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2227 ¥380

天龍八部 (18)
 西夏武士―その正体は慕容復−は段誉
を斬らずに去っていった。王語[女焉]の「段
様を殺すなら私も殺して!」捨て身の言葉
に刃も止まったのである。しかも王語[女焉]
のために解毒薬まで残して…
  少しずつ王語[女焉]に心が傾く段誉。つ
いにその気持ちを告げる。しかし「私の心は
慕容王子のものよ。今度そんなことを言っ
たら、もうあなたとは一生会わないわよ」
…。
  そのころ。西夏の蹂躙に遇った村で、喬
峯はひとり、沈む心を抱えていた。その時
…「西夏が阿朱・阿碧を人質にとり、茶館で
暴れている」の知らせが!英雄、喬峯よ…
出番だ!
ウラ表紙大きな折れ目あり
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2228 ¥380

天龍八部 (19)
 南海鰐神、そして西夏軍団に占領された
天寧寺。村人は縛られ監禁されていた。そ
こへ現れたのが…喬峯と慕容復だ!敵対
する二派の頭が何故、連れ立って?
慕容復は軽業「凌波微歩」で南海鰐神を
みごとにしのぐ。が、実はこの二人、段誉と
阿朱が化けたものだった。囚われの阿朱&
阿碧を助けた段誉らが、喬峯&慕容復へ
の村人の畏敬を高める為に思いついた策
だった。
危うくばれそうになったところを、何者か
がまいた「悲酥清風」で救われた二人。とこ
ろがこの出来事を知った本物の喬峯は…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2229 ¥380

天龍八部 (20)
 師・玄苦大師が目の前で息絶え、またも
僧たちから殺しの疑いをかけられる喬峯。
逃げ込んだ菩提院の仏像裏。若い僧侶ら
が寝ずの番にやってくる。が、その中にひと
り、他の僧を襲い秘経奪取を図る者が…
「止清」と名乗る青年僧だ。
  やがて少林三大神僧が、騒ぎを聞いて
駆けつけた!姿の見つかった喬峯は大立
ち回りのすえ、穴道のふさがれた止清とと
もに逃亡!
  ところが、止清の顔にヒビが…!?その
顔は仮面だった。破りとった下から出てきた
顔はなんと…!?
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2652 ¥380

天龍八部 (21)
 武功界に名をとどろかせる名医・薜神醫。
誰もが彼の友となり、その命を延ばしてもら
いたいと考えていた。喬峯の「悪行」を耳に
した薜神醫は義憤にかられ、武功界中の
要人を集めて彼の殲滅作戦をすすめようと
思い立つ。
薜神醫との交友をもとめて、我も我もと集
まる武人たち。と、そこに現れたのは…阿
朱を連れた喬峯その人だ!瀕死の阿朱を
何とか診てほしい、と懇願する喬峯。「私は
どれだけ恨まれようと、命を狙われようとか
まわない!彼女の命を助けてくれ!」
その瞬間、その場の客人はすべて、彼の
命を狙う「敵」となった…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2230 ¥380

天龍八部 (22)
 喬峯を不意打ちから救ったことで、阿朱ま
でが命を狙われることに。「やめろ!死にそ
うなかよわい女子を襲うとは、それでも英雄
好漢か!」彼の言葉を無視するように、集
団での凶刃が阿朱に迫る。
  喬峯の怒りが爆発!たとえたったひと
り、死を待つ立場でも、それでも彼は反撃
する!「降龍掌」、黄金の龍の気勢はすさ
まじいパワーで屋敷を覆う!
  ところが最後の最後、彼はとどめを刺す
手を止めた。無益な殺戮はしたくない…。そ
して甘んじて死の一撃を受けようとする。
と、そこへ…!?
表紙に折れ目あり
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2231 ¥380

天龍八部 (23)
 謎の男に助けられた喬峯を、阿朱は追っ
て来てくれた。「5日間、ここで待っていたの
よ…」喬峯と阿朱、涙の再会!
  「それにしても、俺を陥れ、俺を助けた人
は誰なんだ?俺は漢人なのか、それとも異
民族なのか?そもそも俺は誰なんだ?」
と、その時ふたりは契丹人を捕虜にとった
隊列に出会う。漢人の残酷な仕打ちから捕
虜を救った喬峯は、ガク然とする。契丹の
老人と自分の胸には、同じ形の刺青があっ
た。自分は契丹人だったのか、漢民族の地
で英雄として君臨しながら…。
  そして彼は決心する。自分の親を襲撃し
た犯人を探し出すことを。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2232 ¥380

天龍八部 (24)
 喬峯あらため蕭峯、父母殺しの仇敵の名
が明らかに。それは「段正淳」…蕭峯と阿
朱はまだ知らない、六脈神剣の名手として
一目置いているあの少年・段誉が、段正淳
のひとり息子であることを…
  二人は宋と大理の国境地帯にやって来
た。湖のほとりで出会ったのは、釣りをする
大理国四大衛士にひどいいたずらを仕掛け
る、全身紫ずくめの小娘。「何事だ!」魚網
で縛られてしまった衛士を助けに飛んで来
たのは、なんと段正淳その人だった!
  小娘の暗器攻撃を避け、彼女を湖に落と
す段正淳。そして判明する彼らの意外な関
係…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2233 ¥380

天龍八部 (25)
 段正淳に襲いかかる、大理の悪賊軍
団!南海鰐神が、段延慶が、またも猛攻撃
だ。「段正淳を蛮族の手で死なせるわけに
は行かない…奴は俺の手で殺すんだ!」
と、蕭峯は立つ。
  群れなす敵を退ける彼は、これまで見た
ことのない超絶パワー。そして段正淳の前
に立ちはだかると言った。「明日の朝、卯の
刻、青石橋で決闘だ。そこで私は父母の仇
をとり、貴様を殺す…。」
  翌朝、体調のすぐれぬ阿朱を庵に残し、
蕭峯は決闘の場へ。約束どおり現れた段
正淳を、蕭峯は一撃!意外にもたやすく倒
れる段正淳。が、その正体は…。
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2234 ¥380

天龍八部 (26)
 「父」段正淳の身代わりとなって死んだ阿
朱。あとには妹・阿紫とその母・阮星竹が
残された。蕭峯は自分の手で阿朱を殺めた
絶望とともに、一幅の書からある疑念を抱
く。「父母殺しの犯人は、ほんとうに段正淳
なのか?」阮星竹は阿紫に言った。「こうな
ったら、お父様を探し出して仇を討つのよ!
きっとあの、康というゲス女のところにいる
わ!」
  母子のあとを追う蕭峯。たどり着いてみ
れば「康」とは、自組織・丐幇の配下、馬夫
人だった!と、段正淳と彼女との寝屋に、
突然乱入する黒衣の男!
ウラ表紙大きな折れ目、表紙すみ
にダメージあり
オールカラーB5サイズ
31p 1997年
J2235 ¥380

天龍八部 (29)
 傷ついた阿紫の特効薬を求め、長白山に
入った蕭峯は、女真族の完顔阿骨打と出
会う。契丹と女真、同じ「蛮人」と呼ばれる
もの同士。友情を深めてゆく二人だったが、
ある日突然の襲撃に遇う。赤毛の男を頭に
戴く、契丹の軍団であった。
蕭峯の反撃にひるんだ軍団は、アマンダ
と呼ばれる助っ人の大男を呼ぶ…怪力で
は人間離れしているものの、機敏さで劣る
ことを見抜いた蕭峯は、みごとアマンダを撃
破、赤毛の男を自らの手にとらえたのだっ
た。
同じ契丹人、むろん指一本触れずに部族
に戻してやる蕭峯に、いたく感激した赤毛
の男は…。
オールカラーB5サイズ
31p 1998年
J2237 ¥380

天龍八部 (30)
 「赤毛の男」は遼の国の皇帝、耶律洪
基。義兄弟の間柄となった蕭峯は重要な官
位を与えられる。しかし遼は内乱に揺れて
いた。南院大王・ネルグと皇太叔・耶律重
元が、大軍を率いて反乱を起こした!
洪基の命も危ない。戦意低調な洪基は
「このままでは負ける。負けるぐらいなら自
ら命を絶ったほうがましだ」と、自らののど
に刃を当てる…
「やめてください!英雄たるもの、死に場
所は戦場です!」蕭峯の言葉に、洪基は前
進を決意!そしてまんまと奇襲作戦を成功
させた蕭峯は!?
オールカラーB5サイズ
31p 1998年
J2238 ¥380

続巻あり!こちらをごらん下さい。

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